読書感想   天空の舟


著者名:宮城谷昌光
出版社:文春文庫

感想:
胸がいっぱいになったところは数あれど 特にと問われれば
顎さんが湯王に対面した場面。
そして最後 喪に服した太甲がでてきた場面。

伊尹(本当は「し」って書きたいのだが漢字が出てこない)は
自分の運命を天に任せて どれほどの死を覚悟し
翻弄されながらも
真摯にその力を発揮し 成し遂げていったひと。

顎は 天命には 任せず 
自分の信念のもと行動した一途な人。

この2人の葛藤と真の友情。

湯王も夏王も脇役。
伊尹は主役としても 「顎」の存在感はすごい。
惚れちゃった(*^_^*)

読後のさわやかな感動はどうだろう。

これはみなさんに胸をはってお勧めしたいです(^.^)

点数:
スリル  ☆☆☆☆★
泣ける  ☆☆☆☆★
ドキドキ ☆☆☆☆★



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