ラッコの映画生活

ラッコの映画生活

PR

Calendar

Comments

Jeraldanact@ Проститутки метро Электросила Брат замминистра инфраструктуры Украины…
SdvillkeS@ ИнтерЛабСервис [url=https://chimmed.ru/ ]brueggemannal…
hydraGes@ Новая ссылка на гидру v3 новый сайт гидры v3 <a href=https://hydraruzpnew4afonion…
間違い@ Re:『沈黙の行方』トム・マクローリン監督(米・加2001)(02/21) 姉ではなく、妹です。 なので、弟ではなく…
RogerEQ@ Это вам будет по вкусу разработка сайтов веб сервис - <a hr…

Profile

racquo

racquo

Favorite Blog

コイケランド koike1970さん
Kabu + Plus エースNo1さん
行きかふ人も又 はる **さん
Nobubuのbu… Nobubuさん

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.02.26
XML
カテゴリ: 日本映画
憂國

Les Rites de l'Amour et de la Mort
Ritus der Liebe und des Todes
監督:三島由紀夫
出演:三島由紀夫、鶴岡淑子
(ca.27min22sec)

1.jpg

寸評:何はともあれネガが残っていて見られて良かった。こういう映画は世界でも唯一なのではないだろうか。

2.jpg

物語:昭和十一年二月、兵をひきいて重臣たちを殺し、いはゆる二・二六事件を起こした青年将校たちは、ただ一人だけ盟友を誘はなかった。彼はまだ新婚で、その妻と愛し合っていたからである。彼、武山信二中尉は、そのため、皮肉な境遇に置かれた。近衛輜重兵(シチョウヘイ)大隊勤務の将校として、帝都の守備に任じ、やがて事態の変化と共に、反乱軍の烙印を押されたかつての親友たちと、殺し合はねばならぬ運命にあった。もっとも不幸な皇軍相撃の時が迫っていた。それは生一本な中尉の、到底耐へがたい事態であった。勅令が下れば、親友たちは叛乱軍の汚名を着、中尉は彼らを討たねばならぬ。忠ならんとすれば友を殺し、友を助けんとすれば逆臣となる。軍人として中尉は腹を切る他はない。中尉は妻麗子と最後の交情を交わす。二人ははじめて、今までつつしんでいたもっとも眞率な情熱に身を委せ、お互いの肉体のすみずみにまで、念入りに別れを告げる。中尉の切腹。麗子は夫の切腹を新婚の白無垢の姿で見届け、自らも短刀で自害し夫の亡骸の上に身を重ねる。

3.jpg



4.jpg

感想:特典映像を見ていたら、この映画は30分の短編ではあるけれど、隠密裡に大蔵映画(ピンク映画制作会社)の設備のないスタジオでたった2日間で撮られたらしい。予算としても麗子の白無垢の衣装など1着のみで血で汚してしまえば撮り直しはできない。そういう限られた条件に加え、三島自身色々な映画に出演はしているけれど役者としては素人だし、もちろん監督としても素人。その意味で色々映画的面での不備はあるけれども、三島の情念がそのまま映画に乗り移ったような作品で、こういうものは映画史上他に類を見ないのではないだろうか。

5.jpg




監督別作品リストはここから
アイウエオ順作品リストはここから
映画に関する雑文リストはここから








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.03.06 23:33:38
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: