ラッコの映画生活

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2007.06.26
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カテゴリ: フランス映画
BARNIE ET SES PETITES CONTRARIETES
Bruno Chiche
85min

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こういう映画は気張って見るものではないけれど、テレビの放送やDVDではなくって、映画館で気楽に見られると良いですね。完全熱烈恋愛モードにはまだなっていない仲の良い友達+αカップルとか、はらはらドキドキの時期を過ぎて関係の安定した恋人や夫婦、そういう状態の人間関係でちょっとしたデートの折に気軽に映画館でこういう映画が見られる生活っていうのは良いと思います。問題は地域的映画館環境と入場料ですが、こうした生活に溶け込んだ映画の受容がなくなったことが蓮實重彦の言う「映画はいかにして死ぬか」っていう論拠でもあるのでしょう。残念ですね。何でこんなことから書き始めたかというと、この作品が映画として物凄く良いとか、感動の超大作だとか、そういうことはなくって、ただただ平凡なヴォードヴィルで、でも捨てがたく、またこういうのを上記のような人と環境で映画館で見ると良いんだろうな~、って一種の感慨や希望のような、ややノスタルジックな気持ちがあったからです。

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ファブリス・ルキーニの演じるバルニーは45才。結婚15年とかでナタリー・バイ演ずる妻リュシー、中学か高校生の娘セシルと大西洋岸フランス北部の都市カレーに住んでいる。勤めていたフランスの会社が英国企業に買収されて、海底トンネルを走るユーロスターに乗って毎日ロンドンまで遠距離通勤。この普通に家庭を愛しているらしいバルニーは平凡な中年サラリーマンっぽくて、また妻とも表面的にはそこそこラブラブに見えるけれど、実はロンドンに男と女2人の愛人がいる。25才くらいの若いフランス女性マルゴとイギリス人男性マーク。でもここでバルニーって男女バイセクシュアルなの?、とか深く詮索するべきではない。軽いドタバタ恋愛喜劇だから、そこはまあそういう設定だ、ってくらいで良い。ちょうどバルニーの45才の誕生日で、誕生日のプレゼントにオリエント急行で一緒にヴェニスに行こうという同じ日のチケットをマルゴ、マーク、リュシーの3人からもらってしまう。

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エマニュエル・べアールの出た 『恋は足手まとい』 の原作なんかもそうだけれど、ヴォードヴィルっていうのはもともと舞台劇で、2人の愛人とか主人公にとっては出会ってもらっては困る2人の人物が同じ家に来たりして2人を会わせないよう奔走したり、誤魔化して紹介したりっていいうどたばたが演じられるわけですが、この映画の物語もその流れです。考えてみれば17世紀のモリエールの喜劇とか、18世紀ペルゴレージやモーツァルトのオペラ・ブッファとかも筋には似たりよったりな部分があり、西洋の娯楽の伝統なんですね、こういうの。 (ややネタバレしますが) バルニーは妻からの招待を受けるべくマルゴとマークには断りの手紙を同封してチケットを送り返すんですが、手紙を入れ違えて2人に互いのことが知れてしまい、で2人は共闘してカレーのバルニー家に乗り込みます。経緯上夫婦ってことにしたりして・・・。この辺の芝居で言えば第一幕に相当する部分は筋の流れも小気味良いし、洒落たセリフもあって面白いです。実は妻の方も娘の学校の教師と火遊びしてたりなんですが、夫婦は当日駅で再会して仲良くオリエント急行で出発。ところがマルゴもマークも返されたチケットがあるわけで、それぞれ別の新しい愛人と同じ列車に乗っている。結末をも含めてこの第二幕は第一幕ほどの出来ではありませんが、ともかくも楽しもうと思えば楽しめます。舞台だと幕ごとくらいにしか場面設定を変えられないのに対して映画ではそれが自由ですから、そういう制約がない現代のヴォードヴィルとしてのこういう映画は良いのではないでしょうか。要は単純に楽しむことです。

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Last updated  2007.06.29 05:16:04
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なかなか~  
大手のシネコンなどでは上映されない作品って、
数多くありますね。ほんと、大作ではなくても
映画館で鑑賞したいものは、たくさんあります。

大作ではなくても、気軽に、TPOで映画を
選べる!そういう楽しみが日本にももっと
あって欲しいです。

最近、年齢を重ねたからなのか、自分の俳優さん
の好みも変わりましたね。
ただ、若いだけではなく、皺にきざまれた人生の
重みを感じたりすると、その役者さんが
とっても素敵に見えます。

何歳になっても、現役で恋をしていて欲しいですね~
若返るし!(笑) (2007.06.29 10:03:06)

Re:なかなか~  
racquo  さん
Nobubuさん、

時代がかわっての物価の比較は難しいのですが、
ボクが子供の頃の記憶として残っているのは、
ロードショーの入場料が、
一般500円、前売り400円の頃があったことです。
当時喫茶店でコーヒーが2~300円だったろうから、
映画はコーヒー2杯回分程度。
今はコーヒーが500円として映画は3杯分。
あるいはLPが2000~2400円だったから
映画4~5回分。
今だと高い日本盤CDが3000円としても
映画2回分。
こう考えると映画は高くなっている気がします。
他に2本立て2~300円なんていう名画座もあったし。

フランスは新作映画の封切りは水曜なんですが、
水曜と週末はテレビでの映画の放映が禁止されていたと思います。映画産業と映画文化を守るためらしいです。

時代に逆行なのかもしれませんが、とにかくみんなで映画館に通うことですね。 (2007.06.29 21:43:53)

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