ラッコの映画生活

Calendar

Freepage List

映画以外の話題

(2)

Comments

Jeraldanact@ Проститутки метро Электросила Брат замминистра инфраструктуры Украины…

SdvillkeS@ ИнтерЛабСервис [url=https://chimmed.ru/ ]brueggemannal…

hydraGes@ Новая ссылка на гидру v3 новый сайт гидры v3 <a href=https://hydraruzpnew4afonion…

間違い@ Re:『沈黙の行方』トム・マクローリン監督（米・加2001）(02/21) 姉ではなく、妹です。なので、弟ではなく…

RogerEQ@ Это вам будет по вкусу разработка сайтов веб сервис - <a hr…

Profile

racquo

フォローする

Favorite Blog

コイケランド koike1970さん
Kabu ＋ Plus エースNo1さん
行きかふ人も又 はる　**さん
Ｎｏｂｕｂｕのｂｕ… Ｎｏｂｕｂｕさん

Keyword Search

▼キーワード検索

< 新しい記事

新着記事一覧(全623件)

過去の記事 >

2007.07.27

『プラン９・フロム・アウター・スペース』エド・ウッド監督（米1958）

(4)

テーマ： DVD映画鑑賞(14667)

カテゴリ：アメリカ映画

PLAN 9 FROM OUTER SPACE

白黒76min

オコ*ジョーさんのページでティム・バートンの映画『エド・ウッド』のレビューを読ませていただき、以前に見たエド・ウッド脚本のB→C→D・・→Z級映画『死霊の盆踊り』を思い出し、この史上最低の監督と言われるエド・ウッドの作品を見たくなり、レンタルはないので廉価版ＤＶＤを買ってしまいました。

もともとは Grave Robbers From Outer Space （外宇宙からの墓荒らし）だったが、出資をしたバプティスト教会のクレームで Grave Robbers の部分が Plan 9 （第９計画）に改められた。題名からわかるように、ある日ＵＦＯで宇宙人が PLAN 9 を実行すべく地球にやってくる。（以下ネタバレ） PLAN 9 らしい。幸い（あるいは不幸にも？）ＵＦＯに乗り込んだ地球人は中の宇宙人を倒して脱出し、地球を離れるＵＦＯは火を放ち爆破してしまう。国防相から派遣されていたエドワード大佐は「しかし彼等の勝ちだ。彼等は我々よりはるかに発達している。」と語る。最初と最後に入るナレーターの解説を除くと、この大佐の言葉が映画最後の言葉だ。米ソ冷戦の核対立の時期であり、そのことをただモチーフにしただけなのか、あるいは監督のメッセージが含まれているかは解らない。でも同じ天秤座のエド・ウッドだから、ジョン・レノンにもつながる天秤座的平和主義かも知れない。

指摘されるているように、夜と昼がゴッチャになった編集ミス（？）、ちゃちで吊るしたワイヤーも見えるＵＦＯ、顔の傷の位置がその都度ちがっているとか、様々な製作上でのミス（？）がある。そういうミスを探すのも楽しいかも知れない。でも考えてみるに、映画はどんな豪華なＵＦＯをスペクタクル的に見せたとしても、それはそれで醍醐味はあるだろうが、実は作り物以外の何ものでもない。空想上のＵＦＯを立派に見せられても、これがＵＦＯなんだと納得するしかない。ならばちゃちな代物であろうと、それをこれがＵＦＯなんだと納得するというのは同じことではないか。夜だったはずなのにパトカーが現場に向かう映像は昼間だったりするが、ミスだ！と言ったり、あるいはこれは本当は夜間ということにして見てあげる等というオセッカイをするのでなく、単純にパトカーが現場に急行しているんだな、と素直に捉えてしまえばよい。そうやって素直に見ていると、十分に物語に入っていける。見ていて実際に楽しい映画だった。チープと言えばその通りだが、色々な興味から何度か見てもその度にまた楽しめそうな作品だった。