ある日「DANNA NI HIMITSU」と書かれた一通の封書が届く。中には彼女のマスタ-ベ-ションの様子を隠し撮影した写真が入っていた。続いて携帯電話の入った封書が届き、その電話は鳴った。りん子が恐る恐る出ると、相手は彼女が命の電話で相手をした男道郎からだった。「写真とネガを返して欲しければ、本当にやりたいことをやれ」と、道郎は携帯で指示するよう行動を求めた。それはマイクロミニのスカートを下着なしではき、リモコン式のバイブレーターを買い、それを下半身に装着し、道郎がリモコンを操作する中で街中を歩き、買い物等をすることだった。脅迫されて従ったことではあったが、実はこれは内奥に閉じ込められた生を解放することであった。ここまでが「♀」と題された映画の第一部で、次の第二部「♂」では監督=隠し撮影魔の視点は夫重彦に向けられる。そして最後にもう一人の男性である隠し撮影魔を加えた短い第三部「♂♀♂」で映画は終結へと向かい、結果としてりん子と重彦は生を回復し、強く結ばれる。