日々のあぶく?

日々のあぶく?

April 19, 2005
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昼と夜の曖昧な境界線、黄昏-誰そ彼、近づいて来る者の顔が判別できず、誰何しなければならない時刻、逢魔が時。

大人の、いや、別に大人に限定しなくてもいいか、(ミステリ)童話と言ったイメージ漂う。

人形達の航海:海賊に襲われた艦船、生き残った一人が見たものとは、人形が遅いくる悪夢のような一幕。これは夢か現か?

時計譚:金色の懐中時計を手がかりに時間を探して欲しいと依頼を受けた探偵。失せものを得るためには失うもの有との怪しいお告げの末、彼が見つけるものとは?

鎌の館:素晴らしい庭園をもつお屋敷に家庭教師としてきた女性。彼女の教え子となった少年の正体とは?

牡牛の角亭の客:仲間の悪人からも一目置かれる赤帽子と手下の詩人、小鬼。彼らの次の狙いは身奇麗な青年。本当に存在しているものかは何かを問われる物語。

赤い革装の本:自分に開かれるのを待つたった一冊の本を探して、膨大な本の海の中、背表紙だけを追う人々。本を見つけた時に残るものとは?本は何のためにあるのか。

憂い顔の探偵:有数の犯罪研究家であり、人々から憂い顔の探偵と呼ばれた男が首切り男爵の挑戦を受けて出かけた先で起こる事件。そして、紡ぎだされた物語が歩き出す。



黄昏、または物語のはじまり:自分の紡いできた物語は現実のものか?老女の話す鏡と強盗を繰り返す兄と妹の物語。黄昏を恐れ、焦がれ、物語を紡ぐ日々に終わりはない。


時計譚の時計は時間を縛っている、だが、時計の手入れを怠り、時間が時計の呪縛を離れたら、どんな悪戯をしでかすか分からない。
時を操り飼いならすと言う思考が気にいった。





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Last updated  April 21, 2005 01:04:34 PM


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