ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2012.09.09
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アメリカ映画『タイム』をDVDで観た。
舞台は未来。全ての人間が25歳以上年を取らないという世界だ。25歳を境に、時間はお金で売買をしなければならなくなる。だから裕福な人の平均寿命は100年を超え、貧しい人は25歳と少ししか生きられない。
この舞台設定はなかなか魅力的だと思った。私が知る限り、こういう未来社会を描いた映画は今までなかった。ただ、作品を鑑賞した直後の感想は、「何かが足りないね」というものだった。
主人公はスラム街で暮らす25歳になったばかりの男。ある日、スラム街に突然現れた裕福な男から、100年以上を超す余命を譲られる。その時間で男は今まで一度も行ったことがない裕福な人たちが暮らす街に忍び込む。そこで出合ったのが、富豪の令嬢だ。彼女と恋に落ちた男は、彼女を連れて逃避行の旅に出る。まぁ、言ってしまえばこんな感じのストーリーである。
世間知らずだった富豪の令嬢が、外の世界を見て世の中の不条理に腹を立て、生れて初めて拳銃をぶっ放す! 社会から追われる2人。あれ? これって『俺達に明日はない』ではないか。そうなのである。たぶん監督はあの名作映画『俺達に明日はない』の未来バージョンを作りたかったのではないかと思うのだ。
でも、この物語に『俺達に明日はない』の衝撃と悲しさはない。でも、それでいいという気もする。未来にまでリアリティーを持ちこむ必要はないからね。でも、だからこそ、「何かが足りない」と思うのかもしれない。

見て損はない作品ではあると思う。





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Last updated  2012.09.10 02:06:29
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