Remodel KAWASE  話のたね

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May 8, 2013
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「トーマス・エジソンはなぜシャワートイレを作れなかったのでしょうか? 」

エジソンが生きていた時代に、すでにポンプや温水器という技術があり、電気や上下水道という環境もあったのに。

それは、おしりを洗ったら気持ちいいだろうな、という問題の開発ができなかったからなのです。

世の中には、技術はあるけれど、問題の開発、発明自体ができていないことがあり、

それによってわれわれが現在持ち合わせているシーズも宝の持ち腐れになっているかもしれないのです。

昨今、苦境に陥っている家電メーカーなどの背景にある問題ともいえるのではないでしょうか。

 ちなみに、1980年、TOTOがウォシュレットを広める際、ハウスメーカーを回り、お願いしたそうです。

便座のすぐ近くにコンセントを作ってほしいと。その後、日本のトイレにはコンセントがあるという環境を開発でき、

ウォシュレットを実現できるようになった。



 会社という営利組織においては、目的があって、合理的な理由がある人としか会わないですよね。

つまり、合理的ではないことができないのです。

しかし、新しい問題を開発するには、最初はランダムかもしれないが、盲目的になっている価値基準を探さなければならない。

たとえば、ある大手IT企業の方に、いつも会っている人は誰かと尋ねたところ、

自宅と、会社と、行きつけの居酒屋の3点の往復だとおっしゃった。

これでは、世の中に困っている人がいても、目に入ってこないですね。

もっと、いろんな人にあって、潜在的な問題の糸口を見つけてほしいなと思います。 

三宅 秀道 東洋経済オンライン 5月7日





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最終更新日  May 8, 2013 07:59:03 AM
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