大好きな詩2



☆六花☆

小さな粉雪が手のひらに一つキラキラ輝いて静かに消えた

凍える手をホットココアの缶で暖める赤くしびれた指先

あなたは今どこで何をしていますか

いつの間にか庭の枯葉もすっかりなくなって

二年前交わした約束忘れないように真っ赤なはなまる付けた

心にもない強がりと泣きながら伝えたさよなら

またここに戻ってくること 強く抱きしめあえたこと

それだけをただそれだけを 今も信じ続けてここにいる

あなたがいなくなって一年目の冬 キラキラ輝いた冬の景色たち

会いたくて  

会えなくて

素直になれなくて

冷たすぎる冬の音

心の中鍵をかけて 遅すぎた後悔の結晶

もう独りにしないで 

ずっと隣にいてください

伝えたくて 

届かなくて

今も胸の中ずっと叫んでる

今年もまた雪がハラハラ舞って

同じようにあなたのこと思い出して

切なくて

苦しくて

でもまた会えなくて

会いたい降り積もる雪

小さな粉雪が手のひらに一つ

消えかけた真っ赤なはなまる

二年前交わした約束果たせますように

また会えると信じて






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