2004/04/19
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カテゴリ: 読了本
初めて読む作家さんです。
98年「走るジイサン」で、小説すばる新人賞受賞作家で02年の「コンビ二ララバイ」が話題となる。
とありまして・・・読んでみました。

短編4話
1、「骨のにおい」
恋愛は良い人でなく、ちょっと危険な綺麗な人を好きになるもので、楽しみ苦労する。
まぁ、わかっちゃいるけど・・・どうしようもない感情です。男も女も同じです。
私だって、わかっちゃいるよ~、この歳まで生きてきて、楽しんだり悩んだり苦しんだりしてきました~。
でも、今から思えば”いろいろ有って楽しかった~☆”


直子は、劇団の練習生。
夫との間に子供は居ない。検査の結果、夫は精子が少ないらしく、なかなか妊娠しない。
そんな時、同じマンションの茜(中学生)は、両親との血液型と自分の血液型で、”父が違う”ということに気付き悩んでいる。
ある日、直子は劇団の監督に誘われ、彼の血液型が夫と同じということで、何となく安心して抱かれる。。。。
そして・・妊娠==
この子供は、どちらの子供か??
夫に話すべきか??
直子の決断は???
・・・・・・・・・
う~~~ん、なんかちょっと違う・・・・気がする。

3、「悲しい食卓」

夫は、銀行員。
夫は、結婚前から「自分は恋愛している暇はない。しかし職業的に妻を持たないと信用が無い歳になったので、・・・」という。
そして結婚後も自分の事は自分でする夫。
専業主婦の美佳に、朝はゆっくり寝てて良いという。
独身時代からの習慣通り、自分で簡単な朝食を作って食べて出勤する夫。

少ない休日の夕食に腕をふるう美佳だが、あまり嬉しそうでない夫。
そんな時に「お好み焼きが食べたい」という夫。
一生懸命がんばる美佳だが、夫は「ちょっと違う」という。
結局、それは夫の”母”のお好み焼きの味を求めているのが解かる美佳。
”ばかやろう~”です。

4、「指を切る女」
田舎での幼なじみの男女達・・・
直彦は、唯子が気になるが何故か唯子は”大人の女”の妖艶さがある。
唯子も直彦が好き・・・
なんとなく、直彦は好きなのに唯子を避けて地元を離れて大学へ・・・
そして、唯子は悪い男と結婚し、子供をもうける。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
表題作だけに、これだけは ちょっと深みがありました。
他は、
1の人生に良くある事だったり
2の子供の出来にくい夫婦の妻の浮気心
3のマザコン夫
で、つまらなかった。





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最終更新日  2004/04/20 12:00:21 AM
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