2004/12/04
XML
カテゴリ: 読了本


<第一部>
響一は、40歳を過ぎた夫婦が沢山の不妊治療の末にやっと出来た子供だった。
響一の両親は共に仕事を持っている。
母は、図書館の司書をしていて、響一は乳幼児期に図書館で育った。
幼い響一の絵は、明らかにある種の天才性を感じさせた。あるいは異常性を。
両親は、後者を怖れた。
響一は、その目に色覚障害を持っていた。
片目だけ、いわゆる色弱といわれる障害を。
小学生時代も学業でも、その天才ぶりが見え始めると、周囲の生徒のみならず教師までも敬遠し始めた。
響一は、両親に心配をかけまいと、わざと平均的な子供を演じた。
中学2年生の時、歳の離れた従兄弟の関口がウライネという少年を連れて家に来た。
ウライネは、ザイールのジョ族の子供だった。
関口はザイールで、霊長類の研究をしている。
ジョ族に恩のある関口は、ウライネを日本の学校で暫く勉強させる事を約束して連れて帰ってきた。
そして、響一と同じ学校に入り互いに通訳になり学んだ。
ウライネが日本行きに選ばれたのは、日本が少なからず話せるからだった。
響一は持ち前の天才ぶりで、ジョ族の言葉をドンドンマスターしていく。
ウライネは数ヶ月後に帰国。
響一は中学を卒業すると高校進学はせずに、関口やウライネのいるザイールへ行く。

(ここからが、難しい・・・)
ザイールのいろいろな部族のいがみ合い、宗教観、政治的なもの、アメリカやソ連の介入した戦争・・・その後。
オカルト的な考えや・・・

<第二部>
”すべての網膜の終わり”
という映画を創った。なんとも宗教的オカルト的意味合いの濃い作品。
響一という天才から見た世界。

***************************

冒頭に申し上げたように、この本を理解することも出来ずにいますので、感想も書けないのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004/12/21 12:37:05 PM
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カテゴリ

カテゴリ未分類

(11)

イギリス

(10)

DVD  ビデオ 映画

(16)

旅行記

(23)

読了本

(501)

本のあれこれ

(16)

英会話

(2)

ソフトバンクホークス

(0)

(1)

コメント新着

☆かよ @ よっしぃーさんへ お話を楽しみにしてますね。 写真もアッ…
よっしぃー119 @ サンフランシスコへ 娘と2人で行ってきます。 かよさんのよう…
☆かよ @ たっちゃんさんへ ドナウの旅人は、自分も一緒に旅してる感…
たっちょん @ ドナウの旅人 楽しそうな旅だったんですねー。 ドナウ…
☆かよ @ たっちょんさんへ お久しぶりで~す! どうされてましたか…

バックナンバー

2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2025/06
2025/05
2025/04
2025/03
2025/02

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: