2005/03/08
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カテゴリ: 読了本


(以下、表紙のあらすじを引用)

ある女流画家の個展会場で、一枚の絵を見た女が、悲鳴を上げた。
「5年前に失踪した自分の夫の居場所を、この画家が知っているにちがいない。」
というのが、彼女の不可解な主張だった。
しかし、画家と失踪した男に接点はなかった。
5年前の謎に満ちた失踪事件・・・・。
5年後の今、再びその失踪現場だった家で事件が起きる。
今度は密室殺人事件。
そして密室殺人はつづく。
〔汝、レクイエムを聴け〕という問題の絵に隠された驚くべき真実!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ネットで他の方の書評をみると、
◇本格というよりサスペンス。
◇密室に面白味が無い
◇文章が上手いわけではないが、下手でもない無難。

と辛口の意見もありますが、どなたも受賞後の作品が期待される、新人!

選考委員の笠井潔さん、島田荘司さん、山田正紀さんの選評も載っています。
(笠井氏・・・
バランスがとれ、自然な文章でまとまりがよい。

(島田氏・・・
女性同士の虚栄の嘘、相手の過去の恋愛体験を暴くこと。
定型ではあるが、この趣向も本格のフィールドには目新しい。

(山田氏・・・
この作者はこのまま即戦力となって若い女性読者を獲得することができるのではないか。


********************************

という事で、冒頭からひきつけられ読みやすい本です。
密室のからくりは平凡ですが、面白い作品でした。
次回作品が楽しみです☆









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最終更新日  2005/03/09 06:45:30 PM
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