2005/07/03
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カテゴリ: 読了本
マドンナ

息子がダンサーになりたいと言い出す。
同い年の女性が上司になる-今、日本で一番大変なのは「課長さん」。
注目の大薮春彦賞作家が、愛をこめて「課長さん」を描く短編集。

◇「マドンナ」
部下に恋する課長・・・・中年男性の哀愁、ほのぼのした作品。

◇「ダンス」
息子が高校を卒業したら、大学にも行かずダンサーの学校に行きたいと言い出した!
ゆくゆくはニューヨークに修業に行きたいと言う。
さぁ、どうするお父さん!

◇「総務は女房」
これって、笑いで書いてるけど、本当は日本社会全体の歪み。
企業にも政界にもありそうで、嫌だなぁ~と思う。

◇「ボス」
同い年の女性が上司になる。
彼女は海外生活が長く、合理的。
ノー残業デーを作ったり、休日の接待ゴルフは禁止。
しなやかで強い女性上司の弱音を聞いてみたい。
でも、彼女は完璧。
でも、最後に垣間見る一人の女性の可愛い部分。

◇「パティオ」
閑散としたパティオで、いつも一人のサングラスをかけた素敵な老人が読書をしていた。
とても絵になる光景。
信久は、その姿を見て郷里に一人暮らす父を重ねて見ていた。
絵になる素敵な老人・・・
最後にちょっと、心温まるし、私はこの作品が一番好きです。

でも、奥田英朗さんは、いろいろなジャンルの本が書ける人ですね。






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最終更新日  2005/07/05 01:54:37 AM
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