風のように♪

風のように♪

2006年8月 北海道物語(美瑛2)

北海道 美瑛 Part2 ハプニング編(2006年夏)



旅の4日目・・・私たちは富良野に向かう前に、美瑛にある『拓真館』という、前田真三さんの写真集が展示されているところへ行きました。どの写真も美瑛や富良野を見事に美しく撮ってるの(*^^*)


拓真館




拓真館のすぐ横にはとても素敵な白樺並木があります。
白樺はとても好きな木です。
ゆっくりと木漏れ日を浴びながら遊歩道を散策することができます(*^^*)


白樺林(拓真館)



今日はランチは広大なファームにレストランがあるのでそこにしましょう~♪
ということでレッツゴーρ(^0^)ノ

途中の車から見える景色は、どこを見ても雄大で素晴らしい景色なので、
何度も車を止めては写真を撮って、また運転して。。
の繰り返し(^^;)
だって、ホントにすごく広いんだ~~o(^o^)oワァ!ヒロイ!スゴイ!キレイ!


美瑛の丘 どこまでも続く。。
美瑛の丘パッチワーク


延々と続く畑。。。
延々と続く畑



広大なファームに到着
羊、ヤギ、うさぎ。。。
広々とした場所で草を一生懸命に食べてた(*^^*)カワイイ~♪
ピーターラビットのような小さなかわいいうさぎたちがいて、自由に触れるの♪ "(^0^)"ヾ(^^*)ナデナデ

レストランは夏休みということもあって、大変混んでいました。
でも、出てきたお料理はとーっても美味しくって
皆、残さずたべちゃった(^O^)ナンデモオイシイネ~♪


広いファーム
千代田ファーム 広い

放牧されているヤギ
ヤギさん

羊さん
羊さん


ヤギさん
ヤギさんたち


お食事が終わって、私たちは富良野へと旅を続ける予定だけど。
友達は札幌の息子君のところへと戻るので、美瑛の駅まで送ります。
その前にもういちど高台から美瑛の景色を見たいと友達が言った。
そこまで彼女が運転することになって、再び出発です(*^^*)/

ファーム内に駐車していたので、そこからUターンをして行くつもりだった。
車が左へ曲がった瞬間ドン!!っていう衝撃!!!

イタッ(x_x)!!

一瞬何が起こったのかわからなかった。
座席が前の方に傾いていて、何がなんだかわからない!(・・)??

とにかく「皆大丈夫?」って聞いた。
全員車から出て、びっくり!!

前方から半分溝の中にはまってしまってる!!!
・°°・(>_<)・°°.ウェーンドウシヨウ~!!!!

こんな旅先で事故になるなんて!!

友達は呆然としていて、でも何も怪我もなくて安心した。
わたしもシートベルトしていたので、前のガラスに当たらなくて怪我しなくてよかった。

子供たちは「びっくりした~~~!! w(・o・)w」の連続!

いったいこんな時ってどうしたらいいんだろう。
二人で(・・ ))オロ(( ・・)オロしていた。

レストランから出てきた人たちが数人寄ってきて、
「すぐにJAFに電話した方がいいよ」
「レンタカーならそこに電話したらいいよ」
色々と親切に教えてくれたの・・

携帯から旭川のTレンタカーに電話して、すぐに状況を説明して
JAFをよんでもらった。

待ってる間がとても長いように思えた。
トランクから荷物を全部出して、レストランの横にあるベンチに腰掛けて
ボーーーッと陽が落ちていくのをただ見つめていた・・
しばらく何にも考えることができなかったの(o_ _)o

大好きな美瑛でこんな事故になるなんて・・(;_;) うるうる・・・ (/_;。) ウッウッ

溝なんて私も見えなかった。。
でも。これが自然の中なんだ。。。

いつだったか然別湖(しかりべつこ)の秘境探検でハチに襲われて、救急車で運ばれたこともあった。
その時も大したことなくてすんだけど
自然は美しいけれど、とても厳しいんだってことを再認識させられたような気持ちでした。




とそのとき!ファームの人がやってきた。
「大丈夫ですか~!!!今すぐにシャベルカーが来て牽引しますから!!」

「エ?(〃・ o ・〃) パワーシャベル??」

とにかく何でもいいから引き上げてほしかった!

「はい♪お願いします!!」

ガタガタガタガタという大きな音がして、向こうからすっごく大きなパワーシャベルが近づいてきた!


車にロープのようなものをつけてパワーシャベルが引っ張ると
一、二のさん~!!!って感じですぐに車が引き上げられた!!!!

o(^o^)oワァ!! 凄い!!!

そうして、引き上げた頃にJAFの人が到着した。

「今、農場の方が引き上げてくれました。でも点検の方をお願いします」
と言ってみてもらいました。

運転はできるけど、でもこの車で旅を続けるのは無理だから、
レンタカー会社で替えてもらったほうがいいということ、
そして、後々保険のこともあるので、警察に行って事故証明をしてもらったほうがいいということを教えてもらったの。

「警察は。。どこにあるでしょうか?」

「このヘンの警察といえば。。美瑛の駅の近くまで行かないとないよ(^^;)」

JAFの人が警察まで連れていってくれるというので、
私たちは農場の方にお礼を言って、後をついていきました。
警察で色々と聞かれたの。
同乗者すべての住所や年齢とか。。。。p(#・・#)q

「とにかく怪我がなくて本当によかったねぇ(^^)気をつけて・・」

っておまわりさん達に言われたとき、何だかホッとした。
力が抜けそうだった。

でも、力をまだ抜いてはいけない。
これから旭川までUターンしなくちゃいけないんだもの(^^;)

友達は今日札幌に行く予定だったけどレンタカー会社へ一緒に行くというの。

点検はしてもらったけど、『微妙にタイヤが傾いている』
という言葉に、
運転している間、何だかすご~~く怖かった(^^;)


旭川のレンタカー会社に戻ったのはもう午後6時近くになっていた。
夏休みの混雑期に替えのレンタカーはあるのだろうか。。
修理代にいくらとられちゃうんだろう・・


免責保険に入っていたので、2万円だった(o_ _)oシュン
「2万円もあったら。。。ステーキがどのくらい食べられるかなあ」
って子供たちは話してる(^^;)」

次に借りることができたレンタカーは小さな車だった。
でも、贅沢は言ってられない。
さあ!今から富良野に行くよ~!!!
友達と旭川でお別れして(*^^*)/~~~キヲツケテネ~!!
私たちは富良野へと向かうのでした。
午後6時半!

さあ、今度こそ気をつけて出発!

レンタカー会社の駐車場を離れようとした、そのとき!!
(〃゜ o ゜〃)アレッ?
何???
この車。。。。
ギアがない!!! こんな車運転したことない~~!!

運転席から降りて、再びレンタカーの人に
「すみません~!!この車、ギアがどこにもないんですけど・・」

「(・・)ン? ギアがない?

ああ・・・これはここにあるんですよ~!!!(^^;)」

って運転席の正面を指差すの。

『ああ!!!!これってタクシーみたいなのだわ!!!』

左手でガチャガチャってするのがついてた!

『こんなの運転したことないよ~(TT)』
なーんて泣きそうだったけど、
でも、そんなこと言ってられないし・・・。とにかく富良野へ行かなくちゃ♪♪

『駐車する時と、バックする時だけ使えばいいんだから。
あとはふつーーの車と同じb(⌒o⌒)d!!』

そうして、何事もなかったように
「はい、わかりました♪ タクシーと同じですネv(=∩_∩=)」

そんな風に平然と言って、夕暮れの旭川を再び出発したのでした。

陽よ、沈まないで。。。お願いだからずっと明るいままでいて。。
心の中で願いながら。ひたすら富良野に向けて南へと向かう

隣に座ったお兄ちゃんが富良野のペンションの電話番号をカーナビに入力した。
そうしたら、『目的地、みつかりました』と表示された!!

よかった~o(^o^)o!!
道に迷わなくてすむ~!!!!
♪o(^0^o)ルンルン


車で運転していたら、どんどん沈み行く夕陽、
さっき事故にあった美瑛の街を通り過ぎる。

美瑛の丘の夕暮れ・・・何て綺麗なんだろう。。
本当ならここで車を停めてずっと見つめていた光景だった。

美瑛を過ぎて、ただひたすら南へ下る。国道237号線・・・。
上富良野あたりからどんどんと暗くなってくるの。

「小田さんのCD聞かせて欲しいナ(*^^*)」
って言った。

「アレ?! CDを入れるところがないよ!?」
とお兄ちゃんが言った。

そう、新しく臨時で用意してもらったレンタカーは
オーディオは何もついていなかったの(TOT)ガーン・・・!!

カーナビの声がただ、『次700m先右を曲がってください』
とか言う声だけが聞こえるの(TOT)

そんなのないよ~!!
あんなにたくさん小田さんのCD持ってきたのに~!!(o_ _)oシュン


空はどんどん暗くなって。。。ヘンな道に入っていく。
国道から離れて
わたしはいったいどこを運転してるんだろう??

ここはどこ?私はだ~れσ(・・)みたいな
全く道がわからなかった。

細い道。
回りは畑っていうのはわかった。
外灯は曲がり角に一本あるだけだった。
怖いよ ~・°°・(>_<)・°°.ウェーン

後ろの座席から子供たちが歌いだした。

♪かなしいほどの想いがつのれば
もう そのあいはもどれ~ない

♪o(^0^o)♪o(^-^)o♪(o^0^)o

大きな歌声を聴いていたら
何だかおかしくなってきた ウフッ(*^^*)
こんな旅先で、真っ暗な道を運転するなんて、夢にも思わなかった。

後ろから聞こえてくる「まっ白」の歌声は決して上手ではなかったけど
何だかパッっと明るくなったようなそんな感じだった★,。・:*:・°*^・:*:・°*^・:*:・°★,。・:*:・



                      - to be continued -










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