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愛媛FCと自分


私の、新年のスタートは、3月下旬。そう、「JFL開幕」の時期である。
私の住む「愛媛県・松山市」ここにJリーグ参入を目指すチームがある。
愛媛FC!!愛媛県リーグから、四国リーグを圧倒的な強さで駆け抜け、そして2001年から舞台をJFLに移し、そして今がある。

地元に心から愛せるサッカーチームがあること、それは喜びや楽しみである以前に、この私にとっては、生活の一部になっている。
一年間のスケジュールを立てる際、何より優先になるのが、チームの試合スケジュールである。

サッカーの試合会場、そこは、熱くなれる場であるとともに、社交場でもある。
「愛媛FC」を応援する事で、いったいどれだけの人達と知り合えたか計り知れない。
同じ目標、同じ夢、同じ想いを持った人間がそこに結集する。
初対面・・そんな事は全く気にならない。なぜなら、何を想ってここにいるのかがお互い分かり合えているからだ。
共に喜び、共に悔しみ、時には共に涙する。そんな素晴らしい感動をあたえてくれる場でもある。

2003年の苦渋のJ加盟申請見送り、そして2004年の申請後の落選(見送り)。
そして今年、Jリーグ側からの手厳しい指摘を受け、昼間仕事をしながらの週2回の夜間練習でJFLを闘ってきた選手達や、ボランティアのみで運営してきたスタッフも、ある意味限界を感じざるを得ない状況となり、真にプロチームを目指す体制に変革しようとしている最中である。

どう変革するのか今の時点ではまだ全貌は判らない。ただ、チームを応援するサポーターやファンの想いは変わらない。愛媛という地域に密着したチームを力の限りサポートしていきたい。
「Roadto J!!」それは、チームの夢の実現であると同時に、サポーターの夢の実現でもあるのだから!!

最後に、私自身、必ずしも愛媛FCのJ加盟が最終ゴールとは思ってはいない。愛媛にサッカー文化を根付かせる第一歩、それが愛媛FCの使命だと思っている。同時にそのチームを全力でサポートする姿、それを県民に見せる事が、今までになかったものを創造できる最良の近道だと信じている。


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