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診断をめぐる問題



【診断をめぐる問題】



 アスペルガー症候群はいつも正しく診断されているわけではありません。一つの理由は精神科医や小児科医、臨床心理学の専門家の間でもアスペルガー症候群の概念は、日本ではまだあまり浸透していないことがあります。

また日本の医療現場では健康保険制度上の問題もあって初診時の診察時間が短いことも一因です。
アスペルガー症候群の子どもは短時間の診察室での面接や診察では障害特性が明らかに現れないことが多いのです。
そのため「親の気にしすぎ」などとされ「正常」と診断されることもあります。
また学習上の問題や不注意や多動性などの方が微妙な社会性やコミュニケーションの問題などより目に付きやすいために「学習障害(LD)」や「注意欠陥/多動性障害(AD/HD)」などと診断されていることも少なくありません。

「こだわり」が目立つために強迫性障害として治療されていることもあります。

 成人期になって初めて診断が下されることも少なくありません。
こういった人たちも、多くが専門医を受診しているのですが、
「分裂型人格障害」、「単純型分裂病」、「ひきこもり」などの診断がつけられていることもあるようです。

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