おさるの日記

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CO2削減






 米国の電力会社5社は、このほど環境NGOの世界自然保護基金(WWF)に対して、二酸化炭素(CO2)の排出規制導入を支持し、再生可能エネルギーの導入推進に取り組むことを約束した。

 規制への支持を表明したのは、オースティン・エナジー、バーリントン・エレクトリック・デパートメント、FPLグループなど。米国の電力会社で温暖化ガス排出規制に賛同する意向を表明したのは、これら5社が初めて。

 電力5社は、WWFのCO2削減キャンペーンに賛同して声明を発表した。WWFは現在、電力会社にCO2の排出規制支持を呼びかける「パワー・スイッチ・チャレンジ」キャンペーンを展開している。

 WWFは、このキャンペーンで、米国内の電力会社に対して、国がCO2の排出削減規制を実施することを支持し、次のうちいずれかの行動を取るよう求めている。(1)2020年までに売電量の20%を再生可能エネルギーによる発電に変える(2)同年までに発電効率を15%高める(3)同年までに、最も発電効率の悪い石炭火力発電所の半分を閉鎖する。キャンペーンに賛同する電力会社は、WWFに取り組み内容を約束して実行する。

 WWFは今後、他の電力会社にもキャンペーンへの参加を呼びかけていきたい考え。また、今回賛同を表明した5社とともに、国にCO2の排出規制導入を働きかけていく計画という。(日経エコロジー)

■関連情報
・WWFのWebサイト http://www.worldwildlife.org/news/headline.cfm?newsid=621


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