ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2005.06.25
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あす故郷の熊本に行く。 両親の墓参りと義母へのハワイ旅行の土産を持って行

く。それと伯母の見舞いにホームにも寄るつもりだ。行程300キロ位になるだろ

う。家族で行くので運転の交代ができるので楽になった。いざとなれば、妻娘に任

せて缶ビールも飲める。父母の墓は北部町にあり、畑の中にある。それでも周囲に

住宅が建ち出している。他人の庭の横を通ることになってしまった。昔からの墓地

だが父母も肩身が狭かろう。お盆の前だが、私の定年の報告をしたいと思ってい

る。死んでも親を頼りにしている気持ちは変わらない。聞いて貰うだけでも気持ち

が癒される想いがする。母は享年53歳だった。慣れない介護をしたが、その厳し

さに絶句したことが度々ある。そして、私は母から人の死を学んだ。というよりも



生前父は「俺は、ポックリ死にたい。」とことあるごとにいい、熊本の「ポックリ

寺」に参拝していた。そのとおりになり、驚愕した。母と同じ命日にだった。

義母は、最近足を痛め出歩くことが不自由になり、書道教師も自宅だけでしてい

る。83歳で未だ仕事をしている。身体は小さいが気迫の女性で圧倒される。

旅行前に報告すると『私もね。足が良ければご一緒したいけどね。」と笑った。

そして、伯母は、あの懐かしい慈愛に満ちた伯母は、老人ホームにいる。少し

アルツハイマーが出ている。まるでわが子のように可愛がってくれた。その優しさ

はまるで太陽のようで言葉では表現できない。ひとつひとつの思い出が、宝物のよ

うだ。何とも恥ずかしながら、このひとたちに何の恩返しもできていない。

明日何があろうと、わたしは、耐えるしかない。それだけの恩を父母や周囲のひと

びとから受けていると思う。そして、あすは、Only God knows it.











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最終更新日  2005.06.25 18:02:07
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