ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2005.11.22
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「ふれば憂さのみ増さる世を知らじな雪の今歳も又我が破れ垣をつくろひて

見よとや誇る我れは昔の恋しきものを。」式部の歌を引用をしてみせる一葉

こそ床かしい。私たちは、親がもちしものを受け取り転ばぬように行けと言

われて育てられた。そして子たちに同じことばをかけている。今年も冬とな

り東北では雪が降っている。恐らくどこかで破れた垣根にも雪が降り積もり

美しい風景が見られることだろう。一葉の「雪の日」は、勿論違う意味だが

私にはそう聞こえる。そこに何を感じるかを問うている。見ようとしなけれ

ば見えないところにも、今日や、明日に繋がるものがあるだろう。

もちしものは、だれかにわたさねばならないのではないか。





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最終更新日  2005.11.22 17:56:48
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