ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2005.11.26
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一葉「暁月夜」は、古今集「有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂き

ものはなし」を最終章で引用する。日本文学は、その抽象性にあり、想像力であ

る。此処まで来ると宗教のようなもので、理解するにはレセプターがいる。

一葉は、どこまでも少女なのだろう。少なくとも少女のこころをもつ作家な

のだと思う。「我が思う人ほど恥かしく恐ろしき物はなし」というのだ。

昔の日本人は、文学では、女を見たいと想い、女のことを訊くだけで結婚を

意味し、女が、「物言はず畳みて手文庫に納める」だけで受け入れたことに

なるのだから。何とも男に都合の良い話だろうか。それこそ封建の磐石の証

なのだ。それは、日本だけではないが。私の興味は、現在の文学で問題の所在



でしかない樋口一葉である。感想は変わるかも知れない。

さて、今朝も毛布に包まりながら、そろそろ昨日買ったクリスマスブレンドを

飲もうと思っている。それから、実はボジョレ・ヌーヴォーもまた1本購入

している。いつから祝杯を創めようか心待ちにしているところだ。







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最終更新日  2005.11.26 06:47:40
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