ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2006.04.29
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である。検査入院だ。高齢なので時間がかかるらしい。丁度GWの初日で在り、帰省ラッシュに重な

るのではないかと心配したが案外流れはスムーズに流れていた。運転は娘だ。それでも助手席で監

視役をさせられた。普段の運転をしていないので妻が心配してのことだが、以前に比べると上手く

なったている。九州縦貫道に入ったら黄砂で視界がよくなかった。もう陽射しが強いので、クーラ

ーがいる。義母は突然の訪問で驚いていた。併し、入院の状況を訊いてショックを受けたのは私た

ちだった。入院して、まだ風呂にも入っていないし、下着も替えていないらしい。二人部屋で、同

室の方の話だ。義母は、何度か入院しているが、今回のように足腰が弱っていた訳でもないし、高

齢でもなかった。義母は、大正10年生まれ、今年で85歳だ。私などは、到底、手が届かない年



義父と死別して、めっきり弱っている。風呂に入れてやった妻子が、義母の弱った姿がショックだ

ったようだ。今まで、自宅で気ままにやって来た高齢者が、長く入院することは身心ともにダメー

ジが甚大なのではないだろうか。然も、大正生まれの田舎育ちの女性である。

これまで、枕が違うだけで眠れないと、娘の家の我が家にも泊まったことが数回しかないくらい

の義母なのだ。この時代、入院して、20日間も過ぎているのに、と苦笑せざるを得ないが、あの

気丈で、書道の先生でもあった義母がと思うと何とも切ない。本人がどんなにか苦しんでおられた

ことだろうか。「来てくれてよかった」と喜ばれる姿が、私たちの胸を締め付けた。









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最終更新日  2006.04.29 22:17:19
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