ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2007.03.28
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 それにして、何故「四人組」があっけない幕切れになったのだろうか?江青にあれだけの好き勝手をさせたのだろうか?やはり疑問はある。国情の違いというのはかくも隔たりがあるのだろうか。「彼女の前では説くべきいかなる道理もない」と言わしめるだろうか?よく判らない。

 著者は書いている。

 「・・・労働が過酷なうえ、腹いっぱい食べられなかったので、父は60歳にならないうちに腰がまっすぐに伸ばされなくなり、冬になると気管支炎の発作を起こし、一晩中、咳が止まらなかった。中国の典型的な農民であり、いかに苦しかろうと苦労に耐え怨み言を口にしなかった。性格が非常に穏やかで、私たちが間違ったことをしても、めったに怒らなかったし、怒鳴ることもなかった。・・・」


 「中央の幹部である江青は、職員の父親の死にいかなる同情をも示さず、慰めの言葉をかけないばかりか、墓を掘り返して遺体を調べさせるとさえ言ったのである。私が江青にところに転属になったのは、入る門を間違え、人を見間違えたのだと心から思った。」


 なにか西太后を思わせる所業が書かれてもいる。それを毛沢東や周恩来は見逃し、党中央は黙認していたのだ。それが、文化大革命という路線になり、やがて「四人組」の自滅への道をつくったのだろう。併し、林彪といい、権力闘争の裏側は世界を震撼させるできごとでもあっただろう。


 これから、日本人たちは、中国の実態を否応なく知ることになるだろう。それは避けられないことでもある。そしてその決意を持たなければならない。私は著者が述べた父親のような善良な人びとが巨大国家の礎になっていると思っている。何も怖れることはない。それを知ることになると信じてもいる。私たち日本人も亦、太古は大陸から渡来した民族の子孫でもあるかだろうからだ。





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最終更新日  2007.03.28 17:31:24
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