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2007.03.29
周恩来というひと
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カテゴリ未分類
「江青の真実」を読んでいると、江青や周辺の職員にもちゃんと目配りをしていることだ。総理といわれながら驕りのない人物であったことは確かだし、これまで彼を悪し様に語るひとはいない。それだけ慎重に生きてもいただろう。毛沢東が、江青を妻とした時に周恩来は反対しなかったのだろうか。彼女は毛沢東の妻になる前に4度結婚している。毛沢東は晩年江青を避けてもいる。何故切捨てなかったのだろうか。周恩来は、最後までつまり毛沢東が死ぬまで江青には敬意を払ってもいる。
どちらかといえば周恩来が、公私に亘り面倒をみている。更に毛沢東の投薬の副作用まで、自分自身で験している。それこそ主従の関係であろう。誰も悪く言わないというのは、やはりどこかおかしいのではないか。それこそ全方位外交なのだろうか。中国の権力闘争は並みのものではなかっただろう。林彪や四人組や、数々の事件がそれを物語ってもいる。
それも暢気屋の日本の政治家にも周恩来の大した資料をもつひとは少ないだろう。そういう複雑な政治闘争のスキルをもつ人物が日本に育っているのだろうか。最近の日本の政治家で注目される人たちをみていると、親の七光りや、親の人脈といった物を利用してのし上がった来たとしか思えない人物ばかりのような気がする。
正しいとか悪いとかではなく、国際関係の生の政治の外交を粉していくだけの見せかけではないパワーが日本の政治状況のなかで蓄積されつつあるだろうか。一概に国家の状況は動態的であり、資質も問い難いだろう。必ずしも、現在の中国が順風満帆とはいえないかも知れない。日本のバブルの時もそれをバブルと誰も指摘できなかった。そのために「15年間の空白」という犠牲を日本も払わされたのだ。
好調の裏には何かが隠されてもいるものだ。問題点を正しく把握することが如何に難しいことでもある。それは人生でもいえる。自分が満足している状況こそ注意しなければ足元をすくわれるものだ。何の疑いもなく正しいと確信してものがみなこけたのだ。それが地価神話ではなかったか。ひとは忘れやすい。
周恩来の何に、何を学ぶべきなのだろうか?少し関心が湧いてもいる。
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最終更新日 2007.03.30 05:14:22
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