ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2007.05.30
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 女子大には講座で毎月数回行くが、昨年のドイツ旅行から、図書館利用は少なくなっていた。他大の利用をしていたからでもある。然し、やはりここが静かで落着くような気がしている。新入生の姿も二階までで、三階は空いている。いつもの指定席に座ったところだ。周囲に誰もいない。早速書棚を見て回り一冊の本を見つけた。高木仁三郎「巨大事故の時代」。チェルノブイリ事故を中心に、巨大事故と人間との問題を扱っている。現代事故の特徴を引用する。


 ・事故はまぎれもなく現代的な事故である。

 ・事故は同時に優れて古典的である。

 ・事故には複合的な因子ーとくに機械と人の両面のミスが関与する。

 ・事故は予告されている。

 ・事故は解明し尽くされない。

 ・住民は事故にまったく備えがない。

 ・事故の巨大さは軍事技術に根をもつ。



 ・事故の完全な後始末ができない。


 等だという。恐るべき内容が含まれている。事故は人間が係わる限り必ず起きるだろうし、起きている。たとえ百万回に一回でも起きるときは起きるだろう。とても起きそうにないといわれながらこの確率論は明確な根拠がないことが多いのだ。日吉丸といわれた秀吉が太閤になるとはだれも予想はしないし、できはしない。だが現実にはそうなったのだ。


>まさか韓国でキムチ料理を食べるとは旅行をするまで考えたこともなかったが、・・。





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最終更新日  2007.05.30 11:59:19
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