
散歩していたら、「ロマンチック街道」に出会った。マーケットの駐車場に停まっていた保冷車の看板である。「ロマンチック街道」はドイツではローマ人が通った道路のことだと聴いた。古城がいくつも残っている。それをドイツ人は大事にしている。其れを観光地にしているのだ。まさか、ハム会社の保冷車の看板になっているとは。
・それだけ一般化している観光地であるのだろう。世界一美しい城として有名でもあるノイシュバンシュタイン城でもある。この城は庶民には見せないつもりだったという。それが今では有名なドル箱になってもいる。皮肉な話だが面白い話ではある。
・へ2・・・犬も歩けば棒に当たるというが、色んなものが見えて面白い。街歩きというのは、文学の世界でも小さな旅の一テーマでもある。どれだけ注意力があるか、観察力があるか試してみるのも面白いのではないだろうか。ぼんやりと生きてはいないか。ローマ人の通った道が「ロマンチック街道」であり、日本ではロマンが「浪漫」になっている。