
アメリカの帰還兵士の自殺が増えている。自殺者128人とのニュースが流れていた。イラクやアフガンの派遣された兵士のPTSDが原因のようだ。以前はベトナム帰還兵で話題になったが、今回も長期派遣による戦闘行為に対するものらしい。残虐な場面に遭遇するからでもあるだろう。彼らも国に帰れば、普通の若者でしかないのだ。銃で対峙した敵味方の殺し合いでは誰でも神経を損傷するに違いない。
・戦争というのは非日常性を否応なく強いられる。過酷な規律で人格が否定されもする。宗教もへったくれもないのではなかろうか。日本でも突撃前にばたりと倒れてしまう兵士がいたらしい。行かねばならないという義務感と身を守りたいという本心が葛藤して、身体が動かなくなり、目が見えなくなったといわれる。人間は繊細な生き物でもある。殺し合いの状況で長くまともではいられないのが、寧ろ普通の若者ではないだろうか。
・へ2・・・まして、敵といわれる人々の中には色んな人間がいる。民間人や子どもたちもいるのではなかろうか。味方の中にも卑劣な奴もいるに違いない。そういうものを見なければならない。それが戦場でもある。世界観が変わるかも知れない。それは果して彼らの人生に幸福をもたらすだろうか。そういう戦争に駆り立てた国家を何と思うだろうか。そのことを自分で感じていた日本人ももう少なくなってしまっている。それが怖い。これから、どうなるだろうか?皆が考えねばならない。