ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2009.02.25
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



 ・青年将校の描いていたものは偏狭な現実でしかない。それは利用されただけだった。そしてこの事件に振り回された兵士たちがいた。「上官の命令に従え」といわれて従い、それがいつか反乱軍にされた。騙したのは青年将校たちだろう。それは目的のためには手段を選ばなかった。そして部下を巻き添えにした。しかも、前線に送られ死ぬこと運命つけられたのだ。そういう軍隊とは何だったのだろうか。その伝統が自衛隊にないといえるのか。自衛隊の基礎をつくったのは根底には、日本軍の伝統や規律があるのではないだろうか。そこでの軍律は「上官の命令に従え」ではないのか。



 ・へ2・・・2・26事件は、その後の日本の歴史の暗黒時代のスイッチをいれたのだ。不祥事件として処理され、やがて軍部の強化につながった。右翼と財閥の存在も無視できない。仕組まれ、利用された。国民の知らないところで国家が世界の常識から外れていったのは、ダークサイドが強まったからに他ならない。国の政策を誤らせるのは経済的需要供給が潜んでいる。性急な損益が優先するからではないだろうか。つまり良識が消されてしまうことではないだろうか。2.26事件はそういう意味では、歴史的事実として忘れることのできない事件でもある。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.02.25 21:52:19
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: