
報酬系でドーパミンが大量に分泌されると快感を惹起する。だが神経伝達物質が流れている間
しか続かない。それは、強い恐怖や、怒り、悲しみが入らない時だ。これらが入ると、快感が
あっても忽ち減少する。「躁病」は活発になり過ぎだし、「鬱病」は停滞する。「鬱病」は、かっては、生
きのこりに必要な価値があっただろう。エネルギーの節約と過剰な対立とリスクを回避さ
せた。そして、現代では、不要であればいつか消滅するだろう。加齢などで、ドーパミンの
分泌が少なくなれば幸福感も薄らいでくる。然し、感覚的、性的な興奮だけではない、愛
するものをみつけても「脳内ドーパミン」は分泌するのだ。「幸福感」は、左脳の活動が深く
関係していると言われる。「感情」も化学物質が関与しているとすれば、その条件をつくる
のは、私たちであり、私たちの知恵や努力でコントロールは可能だ。