ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2009.07.29
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た。勿論それだけではないが、廉いコストの中でも、貧しい生活を守った女性の役割は重要だろう。

女性の労働市場へのM型参加、つまり婚前の高率参加と子育て期間の低率、30歳代後半からの

再高率参加というシェーマが形成されている。エコノミック・アニマルを家庭でサポートしたのは

妻たちであろう。女性が、日本の家族を維持し、三世代同居を実現させていた要でもある。妻たち

の、その社会環境下にある「居場所」は、自分たちが自分で選んだものであろうか。

個人にとって、その拠って立つ存在は複雑化している。政治的には、非抑圧者で、経済的には非搾

取者であるものが、家庭では違うかも知れない。文化的には保守主義であり、或いは日和見主義か

も知れない。宗教的には、どこかのかくれ信者だったりする。



いのとは同じではない。


女性を真に個人として扱うこと、社会における自らの役割を選択する「内心の自由」を認め、それ

を良しとすることは、男性への経済的依存や、決められて性の役割への同化という、女性たちの陥

りやすい錯誤を糺すことになろう。


この複雑化した社会を、分析と統合というような単純な側面からみても解析できはしない。

人間は、もともと善人でも悪人であるのでもない。その場面で善人になれるかが問われでいるので

あり、それは、ぬえのような存在なのだろう。





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最終更新日  2009.07.30 04:59:36
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