ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2009.07.30
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 もう明日は8月だ。あっという間に7月も終わる。夏休みも7月がのんびりできるが、8月なると、どうも駆け足で月日が過ぎて行く気がした。どうもニートの遺伝子は、私の中にもある気がする。親に頼ろうとする気持ちがあった。家制度の観念が、固定観念として社会に残っていたからだろう。生活圧が常にストレッサーになっている。「それから」の代助像は封建時代の次男三男の運命であり、人間関係は旧態然のイメージでしかない。それが明治の新しい波が東京という設定の中で描かれているガラスの神経の惨めなインテリ男の物語だろう。

 ・何故、狭い画面の上でしか展開しないのだろうか。大地の上でないのだろうか。砂の上にどんな立派な楼閣を造ろうとひとなみで消されてしまうのに。そんな生き方しかできなかったのだろうか。それは今も同じだろうか。そうかも知れない。最後の一日になって、過去を振り返るしかないのだろうか。赤トンボを見た。秋の兆しがあるものがいくつもある。キンモクセイも花弁の準備を始めている。

 ・へ2・・・8月になると大濠の花火大会があり、夏祭りがある。途端に日々秋の気配がしてくる。暑さの中に秋が入り込んでくる。ゴーヤがやっとピークになった。もうツルの下の方の葉が黄色くなりかけたものがある。緑のカーテンも寂しくなる日が来るだろう。殺虫剤を使わないので、虫たちが結構いる。どうやら、その虫の一匹に今朝は目を覚まさせられた。人生には、コストないものはない。






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最終更新日  2009.07.31 04:52:56
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