
どうも丁寧に読むということができないでいる。作品だけではなく、その背景まで視ることだという。そのシーンは作家がどのようにして想像したのか。ストーリーを創造するにはそれなりの構成がいる。他人の作品から盗んできて、それを自分の作品に分からないようにして刷り込む。作品には痕跡がある。それは消えない。自分がそれまで読んで仕入れた知識やデータを下敷きにしている。それを消化して書いている。然し出てくる排泄物には摂取したものが含まれている。個別に切り刻んでアナリシスをして、それをインテグレートしていく。
・一つ一つ作品を分析を行けばそれだけで充分時間はかかる。それこそ一人の作家を研究していけば、10年間くらいかかるのではないだろうか。もっとかも知れない。とてもあれこれ遣っている暇はない。途中で嫌になるような作家では後悔もする。選択が難しい。「門」で、マクベスが出てきた。英語も勉強しなければならない。遣ることは果てしなくある。
・へ2・・・自分に能力があるかないかなど、どうでもよい。子猫のように恐れないで動くものに興味を持って、飛びかかればいいのではないだろうか。相手がどんな奴だろうとそれは関係がない。そこで自分を試して行けないいだろう。相手が強過ぎれば殺されるだけだ。