ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2009.08.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類

・元日 ・「蛇」 ・「泥棒」 ・柿 ・火鉢 ・下宿 ・過去の匂い ・猫の墓 ・暖かい夢 ・印象 ・人間 ・山鳥 ・「モナリザ」 ・火事 ・霧 ・懸物 ・紀元節 ・儲口 ・行列 ・昔 ・「声」 ・「金」 ・「心」 ・変化 ・クレイグ先生。

・漫然と見ていたら分からない作品。
・大阪朝日から依頼された。
・「元日」、「紀元節」・・・別記載された。その日に合わせて記載された。
・「蛇」から始まる・・・意味がある。伯父と甥の関係。覚えていろ。伯父さんの声。漱石の作品には裏がある。「金」、「こころ」
・何故、「蛇」の次が、「泥棒」か。伯父が泥棒。
・金のこと・・・丸を書く。「こころ」にもある。
・「永日小品」は、簡単な作品群ではない。

・よくある解説のような、漱石の単なる身辺に題材をとった作品ではない。
・「神々の復活」を漱石は読んでいる。
・「三四郎」・・・モナリザ・・・火事。連関。
・「モナリザ」・・・女性の秘密がある。
・男に興味がある。「三四郎」。男のことしか書かない。圧倒的に男である。
・「声」・・・小説的。幻想が破れる。単なる事実ではない。
・「心」・・・百年の恋。結婚と恋愛は違うと漱石は考えていた。
・漱石には、差別意識が強くある。
・作品群には、いくつかのカテゴリーに分類でできる。ロンドンの回想など。
・キーちゃん・・・漱石の実在の友人。「柿」 に出てくるこども。
・heirloom 家宝

・キルト
・ピトロクリ の間違い。
・「山鳥」
・青桐・・・梧桐
・「儲口」 メモがある。

・漱石はどこにいるのか。漱石の意識はどこにあったのだろうか。現実を冷ややかに見てはいないか。
・「柿」・・・友人キーちゃんの側に漱石がいるのではないか。金持と貧困。貧富の差。落差を書いている。
・「毬と柿」 仕返しをする。「泥棒」の後に柿がくる。連句。連想。連想中枢が漱石は発達していた。
・「蛇」から「泥棒」・・・「柿」へ。「蛇」はどこからくるかわからない。「泥棒」は手の内が分かっている。対比がある。
・「蛇」・・・明解に読み説いた人はまだいない。蛇のような心。印象的に書いている。暗示している。
・「アダムとイブ」。まっすぐな人間がある時からねじれてくる。変化を書く。
・「渦」ということばの描写が出てくる。伯父と甥の財産をめぐる争い。漱石のメモがある。
・「それから」の後に「門」がある。連想タイプが漱石にある。
・「泥棒」・・・「柿」にも泥棒が出てくる。「毬」を泥棒され、そのあと仕返しをする。
・「元日」は別。1年前の話。メモ。元日だから目出度いわけではないと漱石は考えている。
・「元日」の仕返しに「蛇」をわざと書いた。
・1月15日ころ・・・女の正月。「蛇」「泥棒」。蛇から始まる意味がある。
・「永日小品」・・・佐々木充「漱石推考」
  永き日や太鼓打つてのゆるむなり(漱石の俳句)・・・本妙寺。
・無限の時間を閉じ込める。
・ロンドンの回想。
・「変化」交友関係。
・漱石は、敬愛している。「変化」・「クレイグ先生」。現実から過去の回想に戻る。
・「永日小品」には、回想が織り込まれている。
・百年・無限時間・無時間。恋愛のモチーフ。
・「文鳥」女の比喩。文鳥の死。鳥が女のモチーフ。
・異界への導きとして獣が出てくる。
・「金」現実的な側面を描いている。尊い仕事を得たものは色を付ける。金・・・唯物史観。仕事には貴賎があるという考えを漱石は持っていた。
・金の物神化。
・マルクス「資本論」・・・漱石は賛成しないと書いている。「こころ」。恋愛と金と「変化」が隣り合わせになっている。
・連関性・・・連想的。
・「火鉢」・・・灰に丸を書く。「金」にもある。
・はたして「永日商品」に構成はあるのか。
・「火鉢」・・・庄野潤三「火鉢」論。湯に行って気分が変わる。「とうとう湯に行った。」
・俳句的な表現。蕪村にもある。感覚的。どう文章にするかを漱石は考えている。
・どう読むかが分かる。
・「とうとう・・・」が重要。
・変化を書いている。湯に行ったことによる変化を書いている。
・他の作品にもこの変化がある。敏感であるかどうか。作家的な発想があるかどうか。
・「下宿」・・・異教の女と男。男・・・だけが生気がある。男の登場で変化する。アグニスとの関係。物語を隠している。「門」に繋がる。
・「過去の匂い」・・・アグニスをどう読むか。この小説が動く。Kがアグニスを引き取ったのか。関係は。Kが必要な理由はないか。
・「印象」ネルソン提督の像。印象派の絵画風に書いている。ターナーを知っている。抽象的に書く。意図的に書いている。具象性を排除している。
・「山鳥」・・・人間のこと。「モナリザ」もひとのこと。
・「火事」・・・夢のような話。昨晩と違う。「霧」につづく。夜の話から始まっている。「夢十夜」の構想。
・「懸物」・・・三代の違い。それぞれの違いを書いている。
・「紀元節」・・・関係がないが、分岐点にしている。
・ロンドンは漱石には忌まわしい思い出だったが、「ピトロクリの谷」は違っていた。
・「変化」・・・「クレイグ先生」に繋がる。
・「変化」あとにもの「変化」がある。キーワードがある。「変化」。





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最終更新日  2009.08.28 17:39:50
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