
森の中にいると安らぎを覚える。これは人間のルーツに根差している。森の中から出てきたからだろう。いつも出掛けている宗像大社も森の中にある。日本の寺社というのは森の中にあるのが普通だろう。それだけ森という存在はひとを安心させるところでもある。全国には8万の寺社がある。
・古代日本の世界観が感じられる。宗像神社には高宮という建造物のない神域があって、そこにあるのは本殿があっておかしくない空間と樹木しかない。古代宗教では、樹木には神が宿るとされた。樹木は保護するために剪定されて太陽を目指して空に伸びて行くが、ここでは手を加えないようだ。そのまま枝が伸びている。その形が何とも興味深い。樹木の枝の強さというのは驚異でもある。
・へ2・・・宗像大社境内の樹木をブログに載せているが、自分の興味はそこにある。自然のままにされた樹木がどのように成長するのか、それは人間の姿にも視える。