

その軽さを感じて生きているが、振り返ることのできない現実がある。こころの寒さを感じているだけでは、何もできはしない。苛立ちだけでは、一歩だって進みはしない。ひとびとの悲鳴が聞こえる。
苦しみを生みだしている悪臭はどこから来るのだろうか。我慢して食べているひともいる。日々の単調な旋律は脳細胞を狂わせてしまうのでしょうか。いつまでも繰り返している。ドアーを開くフレーズは、いつも同じで無ければならないだろうか。
捩じれてしまったコンセプトで世界を語ることができるのか?世界で争い続けている人たちの中に入って行き、「もうやめろ!」と説得出来る力などどこにもない。腹を空に向けて足をバタバタしているだけだ。
日本人の感性は、どこに行ったのだろうか。底の浅いことばで、喜怒哀楽を表現することができはしない。まあ、そのうち腹を切り裂いて出てくる未来の子供たちがいる。それを私たちは見ることができるかは知らないが、いつかそう日が来るだろう。
そう願うばかりだ。