ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2014.10.31
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73歳まで生きて、多くのひとと逢っていると言われる。僧侶と言う立場が

逆に自由に他者との結びつきを生んだのではないか。清盛とも、女性とも

当時としては、最も自由人だったのかも知れない。それは、逆に如何に一般

人が、というより多くのひとが、狭い世界に生きていたことが想定される。

寧ろ自閉的である生活を強いられていたのではないか。日本人が閉鎖的であ

るのは、永い封建時代の所以でもあろう。私も小学生から大学まで黒い学生

服で過ごしたが、考えてみれば狭い交友でしかない。余程幸運な人でない限

り何十人も、広い層の友人を持つ人は少ないだろう。こどものころから、他人

とどういうつきあうべきかなどという訓練を受けたことはない。というより

真の友情という話が少ないし、そういう過去が日本には、殆どなかったので

はないか。いつも服従され続けた歴史しかないだろうか。利害関係のある人

間としか付き合っていなければ友情など生まれはしない。夫婦との友情とい

うのもないだろう。日本人の風土は、友情は育ち難く、無縁だろうか。

何か、寂しい気持ちになる。






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最終更新日  2014.10.31 20:08:01
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