ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2015.01.30
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前に仕事に出かけて暗くなって家路につく冬場はなおさらだ。それでもリス

の生物時計は繁殖行動や冬眠を日長変化に合わせられる。人間は自分でつくった

光環境に適応できずにいる。私たちは人工の照明で夜を延長して、生物時計

を狂わせているし、現在、私たちが日中に浴びる光の量はリスよりも短い。

ヒトの生活は自然の明暗サイクルからどんどん離れているが、体内の概日ペ

ースメーカーは季節による日長変化を感じ取る能力を失っていないが、人工

の照明環境に対する代償を払わねばならない。


イギリスでは人口の約3%は、SAD(季節性感情障害)という病気に苦しんでいる。

ノールウェー北部トロムセーでは冬季に気分の落ち込みを経験する人は人口の27%

に達するという。SADになると炭水化物を大量に欲するようになり、体重が

5~10キロ増加する。そして春になるとうつが軽快する。光環境が影響し

ているといわれる。







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最終更新日  2015.01.30 20:02:56
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