ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2015.02.28
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日本経済が、最下層の人々の犠牲の上に成り立っているのは、それこそ国家が成立して以来といっても過言ではない。飢饉になれば飢え死にする人々が居り、戦争になれば真っ先に殺された。それは兵士に為るのは経済的弱者の人たちでもあったからだ。多くの犠牲者はいつも最下層でもある。先の戦争でも兵站さえない戦争を強いた国家でもある。人間軽視の伝統がある。


 ・原発は最終処分場が決まってもいないまま54基も建設された。六ヶ所村は中間処分場でしかない。3.11福島第一原発の事故で、まだ放射線は放出されており、汚染された土地の回復の見込みもない。そしてできるのだろうか。数十年もかかるとすれば、被災者にとって喪われた時間は、取り返しの効かない時間にもなる。東京電力は、何を根拠に再出発といえるのだろうか。


 ・へ2・・・原発事故の最前線で働いている人たち、命がけの仕事に従事している。それは犠牲者に為らないとも限らない。ベトナム戦争でも、アメリカの貧しい人びとの子どもたちが最前線で兵士になったといわれる。容は変わってもそれは、最下層の人たちでもある。日本でも戦時中朝鮮から強制的に連れて来られた人々が炭鉱で過酷な労働をしたという。戦後ロシアに抑留された日本人も不当な扱いを受けたという。世界中で、人間は根拠もなしに差別をしている。原発は、最終処理の方法も決まらないままだ。






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最終更新日  2015.03.01 00:00:18
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