ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2015.03.31
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その他の病原微生物から、人体を守るだけのために創り上げられた。

他の野生動物で、数年間も他者の介護を必要とするヒトのような存在はあり得ない。

すぐに捕食者か仲間の栄養になる。




免疫は、漸次衰えて行くようにプログラムされている。

加齢によって細胞は劣化し、その特異性は内外ともに障害を生じ始める。

外からの侵入に対して、非自己を認識できなくなり、更に自己を非自己と捉

えてしまうようになる。つまりバクテリアやウィルスが感染しても、其れを

排除できなくなるし、自分自身の身体の一部さえそうでないと認識してしま

うのだ。これが、自己免疫疾患の状態だ。




 私たちが、人間をみることができるのは生きている人間であり、死んだひとたちではな

い。勿論記憶や、映像や、ことばとして残る「容」はあるが、それは、「真のひ

と」ではない。語り合えるのは、生きている人間とだけだ。然し、思えば

何と瞬間のことであろうか。懐かしいひとたちは、遂に過去のひととなり、

尊敬すべきひとは、もう眼にすることもできない人たちばかりだ。愛するも

のはいるが、それをもう素直に自分の口から言うことはないだろう。

今は、もう誇れるものはなにもない。のこすべき優しいことばも彼方に忘れ

ている。在るのはささやかな日々でしかないだろう。



せめて、知ることとあと僅かな時間。


ひとは、勝つことのない自然へのチャレンジ。



自然の摂理とともにあり、種としてのヒトのプログラムを生き抜くだけ。







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最終更新日  2015.03.31 22:49:27
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