ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2015.05.30
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インドのジャイプールの車窓から夢の中で見ているような一瞬の光景は、生涯忘れることはないだろう。僅かなチャンスがあるに過ぎない人々の人生があり、有り余るチャンスを活かすことのできない人々もいるということだ。どちらも夢を達成できないのだ。然し、その目的とは何だろうか。あるものは無上の愛であり、あるものは欲望の果てでしかない。求めているものが違う。

 ・日々の苦しみの程度が違う。職場に向かうのに長い間、炎天下冷房もないバスにすしずめで耐えなければならない。廉い賃金で長時間労働かも知れない。とても恵まれた社会環境ではない。職場にも自宅にも冷房がない。油断すればどこでも牛のふんを踏んずけてしまうだろう。悪臭と砂ぼこりの中で暮らしている。然し、彼らにはインドの魂がある。

 ・へ2・・・私たちにはないその魂は、尊いものに違いない。世俗の夢に迷い続けている私たちの心は拙しいのだ。子どもの様な幼稚さでしかない。何も騒ぐようなことでもないことに翻弄されて生きる意味を失いかけている。本来の人としての在り方を考えもしていない。目先の営利のために狂騒しているだけだ。チャンスはどれだけあっても知ろうとしない人間は憐れだ。










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最終更新日  2015.05.31 03:45:51
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