ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2016.04.29
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 「滑利諭言大師めくり」十返舎一九著を愉しんでいる。

「・・・とかく賢いわろたちは、人の用にもたつさかい、何じやのかじやのと頼まれて隙を費し、自然と家業おろそかになれど、あほうなものの徳には、人のためになることは扨おいて、むつかしいこと出けた時は、人を頼んではしりあるかせ、その身はうちにちやんとして商売しておるこつちやもの、万事がそのとをり、人情をしらねば、・・・」


というのである。成る程、洒脱なことである。ちゃんと銭計算していて、酸いの甘いのと話題が面

白くて引き込まれるようだ。本作は文化十年(1813年)に当時の大坂から出版されたらしい。


「続膝栗毛二編追加」も掲載されている。大坂滞留中の弥次・喜多に金毘羅詣でをさせるという趣

向らしい。

「・・・そこは見ぬ世の嘘八百、いまの人々其の手はくはず、眼前只の親仁も、仙人まさりの通力
自在を得る事、雲に乗笠に乗るの危うきたのまずして、つくりつけの足弐本に、東の果てから西の果てまで、歩行(あるめ)ども減る事なく、・・・」


これでは、いつ本題に行けるやらだが、まあいいか。急ぐ旅ではない。一九を知るも面白かろうと

思いまする。








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最終更新日  2016.04.30 05:02:48
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