




完璧はない。すべてを自分のものにしようとする者は早く潰れる。この世で見届けられるものは殆どない。子孫は次々に生まれてくる。人の一生はいつか「ヘイフリックの限界」がある。物を見て第一印象で感じたものが、当たるのは、何度も経験しているからだ。それを信じようとしないのは信じたくないからでしかない。空を見てそのうち雨が降るだろうと思うのは、多くの情報を持っているからだろう。それを分析できないから信用できないだけだ。目に見えているだけが情報ではない。人の感性は自分が感じているのはほんの一部でしかない。
・いま自分で感じているものを思い通りにできない人は、自分の気持ちを裏切ることになる。自分の遣りたいことが分からないで、生きる意味など解かるはずがない。小説は終わらない物語だ。果てしなくつづく。何人かの物語にすぎない。人間の在り様がどこまで描けるだろうか。一日でさえ、完全に生きることが出来る人はいない。すべてを見届けている訳でもない。いつも中途半端で終わってしまう。
・へ2・・・道を究めることは到底できない。不可能を可能にすることは人間にはできない。毎日夕陽を見て、一日を惜しむだけだろう。朝見る太陽も、あっという間もなく沈んでしまう。万物には始めがあり終わりがある。私たちは「道」という散歩道で、太陽が水平線から昇り山の彼方へ沈んでいく風景を見ているだけなのだろうか。
今更何を見ても同じだが、ジタバタして暮らしていくのだろう。踊るあほうとみるあほうというから、しないよりかはいいに決まっているという思い込みもある。世界観が変わっても仕方がない年齢でもある。若いころに見ておけばよかったが、家庭の事情でそういかなかった。卒業して、バイロンのように世界を見て歩くこともできなかった。グランドサークルも冷めたコーヒーでしかないが、見てきます。