
どうせ人生は恥を掻く。自分のことを知らなければ始まらない。社会的ステータスを得るだけが目的で活きているのではない。輝きも何時か遠のいてしまう。華やかにスポットライトを浴びた人たちが、老醜を漂わせてしまう。冷酷な時間と世間の目が注がれてしまう。悪気ではなくとも、他人の裏を覗いてしまう。何でも容易にできたいたものが、できなくなる悲しみは為って見ないと解らないものだ。
・会社で、先輩たちを見送って何も思っていなかったが、それが自分のことになって感じることは多い。そして、段々と人生も終盤になりつつある。こんなことも知らなかったのかと思うことばかりだ。もっと早く遣っていればできたのだろうが、もうあとの祭りばかり。終りに近くなって自己管理をしてもたいして役に立たないが、遣らないよりはましだろう。気付くのが遅かったのだ。脚力も強くはならないが、弱ってしまわないようにウオーキング一日2万歩が日課である。
気楽に生きていられる間は短い。すぐに一日は過ぎてしまう。さっき食べたばかりなのに、もうまた食べなければならなくなる。寒かったのにもう暑くなる。やっと世の中にもなれたのに、タイムリミットが来るだろう。御気の毒様だ。