ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2017.08.31
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類












こうしておれるのも、自分を活かしている存在があるからだ。どんなにつまらないと思っても聴いて遣るだけの思いやりがなければ共存などできはしない。自分も自由でありたければ、周囲の人たちの自由も認めなければ遣って行けない。一部のひとが自由で、他の多くの人たちが不自由をさせられた時代が長いことがいえる。それが戦前だと思う。大衆は自由ではなかったのだ。それを一部のひとは自由だったから自由だったという議論は間違いでもある。沖縄で、自決したのが、必ずしも軍部の命令ではないというのも本末転倒の話だろう。


 ・日本人が日本に住んでいるから、日本人なのではない。日本の文化を継承している人間だからだろう。そのなかでも日本語を使うからでもある。ことばは文化であり、そのなかに思想も包含している。差別も、言葉の中にある。知ろうが知るまいが、身分社会の言語を使ってもいる。江戸、明治、大正、昭和、そして平成と、戦前、戦後という流れの中で、日本人は今日の形質を創り上げてもいる。


 ・へ2・・・何れ、日本語が衰退し、そして日本人は過去の民族になるのではないかと考えている。哀しいが仕方がない。そして種としてのヒトも、他の生物たちも何れは漆黒の闇の中の宇宙の屑になると思う。自分が生きるためには、それを支えてくれる環境がある。自分の周辺だけではない。現代という社会システムが自分を活かしてもいる。過去の集積が現在でもあるだろう。狭いが自分の視野と、浅いが自分の洞察力と、それをひろめ深めるように今日一日を悔いのないものにしたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.08.31 20:13:41
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: