ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2017.12.30
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レールの敷かれた電車に乗ってのんびり外の風景を眺めてきたような日常から、「もう終着駅ですよ」と追い出されてきた。まだ生きている。確かに足は付いているが、余り使ったことはなかった。外を歩いていれば雨も降るし、風も吹く、時には暴風雨にもなる。山になれば雪にもなるだろうし、砂漠もある。自由があるのではなく、放り出されたようだ。それでも、何とか生きていかなければならない。道なき道を行かねばならない。これまで何とか見よう見まねの他人の真似ばかりしてきたが、生きていくにはそれだけでは足りない。

 ・環境に適応していくためには、この社会が自分に何を求めているのか知る必要がある。この社会で、何が起きているのか。何が起きようとしているのだろうか。藁をも縋るように周囲を見回してきた。ツールを探し出したら、多過ぎるくらいある。そういうじだいになってもいるようだ。つまり、私のような人間がゴロゴロいる。大学の公開講座に出席して、レールのない道を歩き始めている人たちと出逢えるのは心強い。

 ・へ2・・・余生をどう生きるかなど考えたことはない。いまも余生とは思えない。これまでの生活の延長でしかない。それでも社会は違う生き方を求めている。レールはないのだ。そこまでの社会保障はない。勝手に生きろだ。生き残るものだけが生き残れば好いということらしい。もう講座を受け始めてこの大学も5年目になる。資料が多いのに驚く。どうやら整理が遅れている。タイムオーバーになる前になにかつかめるだろうか?















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最終更新日  2017.12.30 16:52:04
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