
冷たい風にまだ挫けることはないが、いつか辛くなるのだろう。暢気な性格だから、アバウトな処があるが、それだけそうなったときのショックも大きくなるに違いない。ウオーキングというのは、人間の二足歩行を始めた時から遣っている事であり、よちよち歩き始めて生涯どれほど歩くのか解らないが、数値を知りたいとは思う。万歩計で毎日歩数を測り出して、そろそろ10年近いが、恐らく、こんなに歩いたことはこれまでにはなかった。何の意味があるか、それは、評価できる人にしかわからないだろう。
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・「あとの祭り」というが、青春の輝きも、あとで思い知るのだろう。硬くなっていく体の節々を、感じ始めて、加齢の意味を考えるものだ。どこに住んでも同じだと思っていたが、自分の暮らしている環境の価値を、最近は多少考えるようになった。どこの国に生まれたかでも、相当違う運命に為る。福岡に住んで長いが、そろそろ梅花も咲き始めたようだ。寒さもあと少しで緩むという予報だ。本当の寒さの厳しさを知らないというのは、幸か不幸か?
・へ2・・・早く暖かくなり、緑の中を歩きたい。然し、四季の移ろいがあって感じるものもある。快適だから好いだけではない。本当の寒さを知るから、春の悦びもあると言えなくもないのだろう。すぐに過ぎてしまうような辛さは、骨に沁みないのだろう。安易な人生に為るのも、恵まれた環境にいるからでもあるかも知れない。ただ長寿だから幸福でもない。歩きながら、歩ける環境や、自分のからだがいつまで遣れるだろうかと。