




歴史からなにを学ぶかである。なぜ日本人は島国根性というのだろうか。国家と個人の関係は、措かれた環境で世界観も違うのだろう。誰が言うから正しいのではなく、正しいものは正しいのでしかないが、その時々の時代で意味が違うだけだ。受けた教育もある。戦前の非国民が大手を振っていけていけるのは、憲法があるおかげでもあるが、そのことを目先の利益のために放棄してしまうかもしれない。
・何故、そうなるのだろうか。古典を読んでいると、人間の歩いてきた歴史とは、愚か者たちの繰り返しでもある。なんど殺されても過ちを繰り返し続けている。懲りないが、生命力もあるのだろう。個人は犯罪を犯せば処罰される。国家は法の実行者でもある。国家は法に従い刑の執行が許されている。そのためには適法な法の手続きが必要であるが、それは悪法も制定できるということでもある。
・へ2・・・政府の政治姿勢を多くの国民は不安な眼で眺めている。感覚では分かっていても、権力者たちは危険な道を歩きたがるのだ。それが彼らのしたいことだからだろう。血が流れる。そして戦争が津波のように押し寄せてくるのだろう。知らないのは今のうちでしかない。なぜ戦争は起きるかだ。知らないうちにモノが言えなくなる。反対できなくなる。そして特攻隊員たちが、行きたくなくてもいかなければならなくなる。母親さえ、戦争に行って死んで来いというようにさえなる。戦争は、条件が整いさえすればどこでも起きる。人間の理性は、すぐに消え失せるからだ。