ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2018.11.29
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クサール・アイト・ベン・ハッドウ







船底に押込められ売られていく女たちが水も与えられず、遂に女衒の喉を喰いちぎる小説を読んだ時、言い知れない恐怖を感じた。現代の私たちも、それを知らない船員たちであり、当の女たちであり、女衒である。


現実を知らないからと言って、それが何だ。これは、つくられた話ではない。アメリカに送られたアフリカの人々も同じ運命でしかなく、白人たちに奴隷にされたのではなかったか。





その虐げられたひとびとの怒りに、世界は震え続けねばならない。いつかその報復を受けるだろう。八つ裂きにされても弁解の余地はない。血祭りにあげられ、頭の皮を剥がれて、禿鷹に食われても仕方がない。そんなことをしてきた私たちは、その子孫なのだから・・・。





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最終更新日  2018.11.29 05:35:13
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