ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2018.11.29
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類







・現地ガイドはドイツ人の中年の上品な背の高い婦人だった。彼女は、英語しか話せないとのことだった。恐らく、日本語のできる現地ガイドを予定していたのだろうが、それで手違いの原因にもなったのだろう。搭乗員が英語の通訳をしてくれたが、どうも、現地ガイドの説明がかなり省略されているように思えた。直訳なのだ。言葉の壁は、意外と大きい。それでも地元のドイツ人に案内して貰うのは、この「バンベルク」の地を愛する愛情が籠っている感じがした。それは新鮮で良かったと思うし、観光には大事なことではないだろうか。私たちは、バンベルクの旧市街を歩きまわり、まあ英語がそれ程上手くもなく、よく分からないなりに愉しかった。それこそ解説がなく黙っていてもその存在だけで古い遺物は語りかけてくるものがあると思った。そして、ここでも、クリマルをやっていた。カップを探したが見つけられなかった。時間がなかったこともある。残念。


<感想>
・世界遺産「バンベルク」もどうも、見るところが多くて、それこそ各地を見学しながらよほど勉強して来ないと間に合わないと反省した。ただ見るだけのことと思っていたがどこも奥が深いというか。できれば数年でも滞在して周りたい位な思いがします。朝からどこかのベンチに座って夕方まで見ているだけでも日本にいるときの数倍は利口になるのではないだろうか。殊に、領主司教のゲープザッテルの新宮殿の「バラ園」のバラを見たかったですね。そこからのランドスケープが素晴らしかっただけに、どんなにか薔薇の華麗さが引き立つだろうか、と思いました。歴史のあるバロック様式の建物が見られました。現地ガイドの女性も気さくな女性で、案内してその人の人柄がわかり好感がもてました、ツアーで一緒だった女子学生がドイツ語を勉強しているらしく、彼女にドイツ語で話しかけているのを傍で見ましたが、その女子学生より、少し照れながら、その会話を誇らしげに見ている母親の顔が輝いてみえました。いいですね。母娘でドイツを旅行。こういうシーンは、私たちまで明るい気分になりほんのり心が温まりました。




<感想> バスはアウトバーンを走りましたが、雄大な田園風景でした。広告看板もなく、人家も点在しているくらいで、自然に溶け込んでいるような、まさに、のどかな風景でした。ドイツ人の何か、自然に対する思いが込められている風景ではないだろうか。こうでなければならない田舎のコンセプトがドイツ人にはあるのではないだろうか。それを大切に守っているのだと思う。余計な広告看板など本来要らない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.11.29 21:54:54
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: