
生死にこだわるから、若さや幸福になりたがる。そっちの方ばかり見ようとする。それ以外を排斥しようとさえする。自分の愛する者たちだけが大切で、それ以外は要らないひともいる。美しいものだけを見たいという。幸福は、不幸を前提としているのだ。自分の幸福とは、自分の泡の中の中で成就するが、それは外からは見えない。
・自分が善でその外の世界は悪になる。それぞれが善で悪でもある。幸福と不幸も裏表にある。なぜ幸福になりたいのだろうか。いまが生だとしても、死はいつか訪れる。幸福でも、すぐに不幸にもなるだろう。何が幸福か、実はよくわからないのだ。
・へ2・・・私の価値観も世界観も偏見でしかないのだろう。田舎の有触れたおやじのそれでしかない。それでああだこうだという。生死に拘りつづけている。輪廻転生も悟りもない。時間だけが過ぎて、棺桶に片足を突っ込んでいるのだろう。父の亡くなった年齢に達しかけてもいる。死に急ぐようなことばかり起きている世界が何を意味するのだろうか。


