ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2021.05.31
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RNA合成はDNA上のプロモーターから始まり、termination signal で終わる。一連の活動の終結シグナルは、どのように発現するのか。それは難しい課題でもある。自分でなければ分からない微妙なからだの働きをどう理解しているかだろう。自律神経まで把握しているわけでもないし、採血や検尿して初めて知る免疫の状態もある。何と暢気に暮らしているだろうか。


 ・中島敦の「風物抄」は、彼が赴任した当時の南洋の植民地での巡回の様子を書いているようだ。当時、官吏たちが島民に接していたかが書かれている。どのように観察した旅行記でもある。知らない土地で、自分がどのように感じたのか、それは底が浅く感違いが多いのだ。観察は、絵日記に過ぎない。


 ・へ2・・・ヒトの人生も1クールに過ぎない。終結シグナルがあれば一生も終りになる。自分の暮らしに精一杯で、他人のことまで手が回らない。脚光を浴びるから輝いて見えるのであり、それが無くなれば、色褪せても来る。只の人になるというのは、意外としんどい。大衆という名の多くの人たちはそれに耐えている。





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最終更新日  2021.05.31 20:30:04
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